大人になれば会社の行事には参加の自由がありますが、学生のうちの学校行事は誰もが参加をしなければならず、それが憂鬱だったという方もいらっしゃることでしょう。そして学校行事の思い出として「クラスTシャツ」と聞いて懐かしいと感じる方も多いはずです。大人になってみると、クラスTシャツのように、クラスで一致団結してデザインから考えてTシャツを作成する機会はそうそうなく、たとえ催しものでTシャツを着る機会があったとしても、企業のロゴやキャラクターが入ったものが多く、学生のときのようなクラスTシャツにまつわる思い出は少ないものです。しかし学生の頃は、クラスのイベントに参加しなかったりすると仲間外れになったりいじめの対象になったりすることも多く、また修学旅行などの大きなイベントで皆で同じデザインの服を着るという行為は、学生時代にしか味わえない貴重な経験であり、一生忘れることない思い出になるでしょう。
今回はそんな学校行事の中でも、特に重要な意味を持つであろう体育祭について紹介をしていきたいと思います。そもそも運動会との違いは何なのか気になる方もいることでしょう。小学校の運動会では徒競走などが行われますし、中学校の運動部では競技ごとに順位を決めます。高校にもなると部活動対抗リレーなどもあり、やはり勝敗を競う場となります。
このように様々な違いのある運動会ですが、実はその起源は全く異なります。また、小学校でクラスTシャツを着ることはありませんが、中学校以上になると作成するのも体育祭ならではです。